×

お暇中のあれこれ

2020/08/09

注: このブログは、筆者の別ページのブログにて2020年8月9日に書かれたものをこちらのサイトに移行したものです。

- - - - - -

 

最初に抱いた印象

 そもそも、Produce 101 Season 2の「ソリソリ2班」の映像を偶然YouTubeで発見したことが、私のKpopオタクとしての人生のはじまりだった。

ミニョンのことをはっきりミニョンだと認識したのもこの時だった。

PRODUCE 101 season2 [단독/4회] ′여기는 완성형′ 이번 열차는 미안행~ㅣ슈퍼주니어 ♬Sorry, Sorry_2조 @그룹배틀 170428 EP.4 - YouTube

 

 第一印象は「ニョキッと背の高いミーアキャット」。あとは、当時自分が漠然と思い描いていた韓流アイドルのイメージ像 (茶髪、横に流した重め長めの前髪、シュッとした顎、甘い歌声) をそのまま具現化していて「あ〜〜Kpopだ〜〜〜!!!今私Kpop 見てる!!!」と謎に興奮したことを覚えている。

(でも、今考えるとこのイメージ、結構いい加減で、別に出演している他の子たち見てもそういう子ばかりじゃないし、昔のKpopの映像見ても必ずしもそんな感じじゃ無かったし、いつどこでこのイメージが形成されたのか分からないけど、自分本当にKpopとちゃんと向き合ったこと無かったんだなと反省した)

 

 そして、ここから ワナワンを知る→プデュ全部履修、の流れでワナワンを推し始める。

 

 実はこの時点でミニョンはまだ私の推しではなかった。つまりワナワンの推しはミニョンではなかったのだけれど、ワナ活動期、ミニョンは自分の中で推しじゃないけどなんか気になる/心にひっかかる存在であり続けた。まずシンプルにかっこよかったし、年下メンバーにも優しくて面倒見が良くていいヒョンだったし、何より、どうしたらファンが喜ぶのか、いつも的確な答えを知っているように見えて、この人のファンはきっと凄く幸せだろうな〜なんて思っていた。それでいてなんだか年齢よりも大人びて見えるときと、少年のようなピュアな阿呆らしさを見せるときが突然あって、不思議な人だなとも思っていた。

 そこからなんか気になるな〜〜気になるな〜でNU’ESTの公式YouTubeやらなんやらを漁り始めて "Love Paint" に辿り着き、これが決定打となりそこからRLTL→イル活期の企画動画(歌ってみたとか山手線とか)→Lookとズブズブの流れになってNU’ESTのファンになっていた(!)

そして、ミニョン合流と同時にニュイを追い始めて今に至る。

 

 

「推し」になった日

 きっかけはミニョンとはいえ、ニュイを好きになってからすんなり「ミニョン推しです!」となった訳ではない。この人もこの人も素敵だな〜いいな〜〜見た目はこの人が好きで声はこの人が好きで、あ、でもダンスだったらこの人のが好きだな〜と数ヶ月は行ったり来たりでゆらゆら彷徨っていたと思う。(だってニュイ全員最高だもんね!!) タイトルにこう書いたとはいえ、実はこの日から推し始めた、みたいなのは無くて、そうやって彷徨っているうちに気がついたらミニョン推しになっていた。

 ミニョンは私の今までの推し遍歴の中でも例外というか、多分自分の本能のままに進んでいたらそのまま通り過ぎてたかもしれない、みたいな感じの人(?)だったので、推しになったことに正直自分でもびっくりしたし、実は今でもびっくりしている。

 今までの推しの傾向としては、どちらかというと身体薄い系で肉感があんまりない人・歯の存在感がある人・ダンス担当で運動神経の良い万能型、そして、アイドルになるべくしてなった、みたいなオーラの人じゃなくて、一般社会にいても違和感が無いどこか普通っぽさ(親近感とは違う)がある人を好きになることが多かった。選り好みしてそういう人を推していた訳では無いけれど、今振り返ってみたとき、そういう共通項があったように感じる。

 ミニョンは今説明したみたいなアイドル像とは大分離れているように思えて、そう考えてみると自分がどうしてミニョンを好きになったのか謎が深まるばかりだった。「好きに理由なんて無い!」というのはまぁ本当にそうなんだけれど、画面越しに見るものとか「NU’ESTのミニョン」として切り取られた部分を見て好きになった訳だから、何かしら理由があるはずだとも思っていた。

 

 

現在

 そして今、私はミニョンの何が一番好きなんだろうと考えたとき、本当に一つだけあえて挙げてみるなら、多分、それは歌声なんじゃないかと思った。なぜなら、それがミニョンがアイドルになってくれた何よりの理由だと思うから。

 ミニョンの歌声を聴くと、激しかったり、穏やかだったりとそのときによって違うけれど色々な感情が巻き起こる。それらはまた様々な記憶と結びついていて、そうやって感傷に浸ったりこれまでのことを思いかえす時間が自分にとって凄く幸せで、必要だから、この人の歌を聴くためならあらゆるものを惜しまないだろうなと思う。

 ミニョンを見てると、あまりにも我慢強くて真面目だから、不安になるようで、でもこの人は大丈夫な気がするという自信(?)が湧いてくるのは、きっと歌を歌っている姿が本当に幸せそうで楽しそうだからなのかな〜とも思う。一音一音、歌詞のひとつひとつを丁寧に拾い上げるような歌い方が好きで、所謂パワーボーカルのような類ではないけれど真っ直ぐな歌い方がやっぱり好きだなと思う。

 もちろんミニョンのキャラや、動画やインタビューから読み取れる価値観だとかも好きで、尊敬する部分も多いし、普通に人対人の出会い方をしてたらどうだったのか、みたいなこともたまに考えたりはするけれど、やっぱり、ファンとして、ミニョンの歌声を受け取れる立場でいられることがとってもとっても幸せだな、と感じる。そして、そう思わせてくれるアイドルに出会えて良かった、と心から思います。

 

 ファン・ミニョンさん、お誕生日おめでとうございます。そして、アイドルになってくれて本当にありがとう!!幸せいっぱいの一年になりますように....