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お暇中のあれこれ

知らない、ふたり (下書き供養2)

昔の下書き供養Part2です。
映画鑑賞会、楽しかったなぁ…
またこれに相当するものやりたいけど、機会は訪れるのか……?

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4/4にラブの方の企画で「知らない、ふたり」のリモート上映会を行なったので、そのとき観た感想。
実は、正式にニュイのファンになって約1年が経っていたのに、TSUTAYAに足を運ぶのが億劫で観よう観ようと思っては先延ばしにしていた。(私の先延ばし癖を舐めてはいけない)
それが、自粛期間を機にFODに加入したタイミングでこの企画があり、ようやく観るチャンスに巡り合えた、という感じ。本当によかった....救われた....

感想

元々、私の中で知らないふたりは「日本社会で自然に生きるにゅいの姿が収められているというそんなの絶対良いやろ映画」という位置づけで、当然ながら期待値も高かったんだけれど、それを遥かに上回る良さだった! 自分の好きな人たちが、作品の中で他の誰かとして生きてるという事実が既に尊いし、不思議だし、何だか上手く言えないけど、観ながら今自分はすごい体験をしているんだなと思った。

恋愛映画とはいえ、知らない人たち同士の接点、過去、現在が少しずつ明らかになっていく過程にはミステリー的なわくわく感があったし、行動が進むごとにパズルのピースが増えて、だんだんとハマっていく快感もあり。

ツッコミどころ満載で面倒くさい登場人物たちだけど、ずっと見てると謎の愛着?が生まれてくるし、「あ、こういう人、考えてみれば身近にいるかも」とか「これ自分かも」みたいに見えてきて、そういう人間の面倒くさい部分ってみんな持ってるよな〜という気持ちになってくる。
音楽も良くて、シーンを邪魔しない、映像や心情と調和する、しかしちゃんと味を引き立てる素晴らしい調味料として機能している。

わりとスローテンポなので、ドラマチックな展開を期待すると退屈に感じるかも。
私的に一番の見所は「しちゅこい女ですね」です....

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過去の私はここで息絶えているけど、きっともっと他にも書きたいことあっただろうなぁー。時間があるとき是非ともまた見返したい映画です。