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お暇中のあれこれ

知らない、ふたり (下書き供養2)

昔の下書き供養Part2です。
映画鑑賞会、楽しかったなぁ…
またこれに相当するものやりたいけど、機会は訪れるのか……?

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4/4にラブの方の企画で「知らない、ふたり」のリモート上映会を行なったので、そのとき観た感想。
実は、正式にニュイのファンになって約1年が経っていたのに、TSUTAYAに足を運ぶのが億劫で観よう観ようと思っては先延ばしにしていた。(私の先延ばし癖を舐めてはいけない)
それが、自粛期間を機にFODに加入したタイミングでこの企画があり、ようやく観るチャンスに巡り合えた、という感じ。本当によかった....救われた....

感想

元々、私の中で知らないふたりは「日本社会で自然に生きるにゅいの姿が収められているというそんなの絶対良いやろ映画」という位置づけで、当然ながら期待値も高かったんだけれど、それを遥かに上回る良さだった! 自分の好きな人たちが、作品の中で他の誰かとして生きてるという事実が既に尊いし、不思議だし、何だか上手く言えないけど、観ながら今自分はすごい体験をしているんだなと思った。

恋愛映画とはいえ、知らない人たち同士の接点、過去、現在が少しずつ明らかになっていく過程にはミステリー的なわくわく感があったし、行動が進むごとにパズルのピースが増えて、だんだんとハマっていく快感もあり。

ツッコミどころ満載で面倒くさい登場人物たちだけど、ずっと見てると謎の愛着?が生まれてくるし、「あ、こういう人、考えてみれば身近にいるかも」とか「これ自分かも」みたいに見えてきて、そういう人間の面倒くさい部分ってみんな持ってるよな〜という気持ちになってくる。
音楽も良くて、シーンを邪魔しない、映像や心情と調和する、しかしちゃんと味を引き立てる素晴らしい調味料として機能している。

わりとスローテンポなので、ドラマチックな展開を期待すると退屈に感じるかも。
私的に一番の見所は「しちゅこい女ですね」です....

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過去の私はここで息絶えているけど、きっともっと他にも書きたいことあっただろうなぁー。時間があるとき是非ともまた見返したい映画です。

IIT 思い出を振り返る (下書き供養)

自分がずーっと前に書いた下書きが残っていて、とても懐かしくなったので供養。

にゅいそのものも本当に好きだったけど、カムバ前にラブの皆様とキャッキャわくわくした時間が本当に幸せだったなぁと思い出しました。
以下当時の下書きそのまま公開です。
尚、超中途半端なところで終わってます。

 

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IIT活動が終わってひと段落したところで軽く振り返り。

4/3 
カムバ発表。コロナが心配(ニュイが)+自分が現場に行けないでこの時はそこまでノってなかった。プレディスがKeep Distanceをロゴで表すというキャンペーンをした直後だったから、?の気持ちもあった。ただ、韓国の状況が当時の日本の状況に比べて随分いいんだろうなというのは何となく察した。察することしかできないのであった。

4/6 
🦊🐶それぞれVliveしてくれた日。ミンギちゃんのカムバスポに対して結構喋ったなみたいなことを言ってて、ミンギちゃん可愛い子ちゃん〜になった。

4/20
日付が変わる瞬間にJRのトレイラー現る
と同時に論理ナイトな日々もはじまる...

4/23
カズオ・イシグロの短編「夜想曲集」を家で発見したので読む。

4/25
全体トレーラー発表
訳を作ってみた。

子供のいたずらは 
私たちの夜を真っ白に消してしまった
子供は夜に聴かれるのを恐れ 私たちに囁いた
「夜は暗くて怖かった」と
私たちは子供にこう言った
夜は君に恋しているのだと
夜はその暗さをもって君を柔らかく包み 
優しく夢を囁くのだと
夜は何でも夢見て、想像し、
歌うことができる時間だと
子供は嬉しそうに夜にハグをした
そして私たちに手を振り
夜の抱擁の中で眠りに落ちた
夜は再び朝日の中に消えてゆくだろう
しかし私たちは また新たな夜が、
そう遠くはないところで
始まっていると知っている
僕らはそれぞれの新たな夜の中で想像し、
そして歌う

4/26
写真の奇襲始まる
個人写真が出るたびにTLのラブがバタバタ倒れていくのが死ぬほど面白かった。

4/27
この日からまた一人ずつになる。カムバのスケ出してくれないので毎日寝れない。

活動中ついたあだ名
🐢冒険王、保険王(フィギュア王)
🐶アロン彫刻(べこがつけたあだ名)、クァクダーリン
🐯カンベクスク、ベンツ(!?)
🦊ファンシルス
🐰チェMUTE

2020/08/09

注: このブログは、筆者の別ページのブログにて2020年8月9日に書かれたものをこちらのサイトに移行したものです。

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最初に抱いた印象

 そもそも、Produce 101 Season 2の「ソリソリ2班」の映像を偶然YouTubeで発見したことが、私のKpopオタクとしての人生のはじまりだった。

ミニョンのことをはっきりミニョンだと認識したのもこの時だった。

PRODUCE 101 season2 [단독/4회] ′여기는 완성형′ 이번 열차는 미안행~ㅣ슈퍼주니어 ♬Sorry, Sorry_2조 @그룹배틀 170428 EP.4 - YouTube

 

 第一印象は「ニョキッと背の高いミーアキャット」。あとは、当時自分が漠然と思い描いていた韓流アイドルのイメージ像 (茶髪、横に流した重め長めの前髪、シュッとした顎、甘い歌声) をそのまま具現化していて「あ〜〜Kpopだ〜〜〜!!!今私Kpop 見てる!!!」と謎に興奮したことを覚えている。

(でも、今考えるとこのイメージ、結構いい加減で、別に出演している他の子たち見てもそういう子ばかりじゃないし、昔のKpopの映像見ても必ずしもそんな感じじゃ無かったし、いつどこでこのイメージが形成されたのか分からないけど、自分本当にKpopとちゃんと向き合ったこと無かったんだなと反省した)

 

 そして、ここから ワナワンを知る→プデュ全部履修、の流れでワナワンを推し始める。

 

 実はこの時点でミニョンはまだ私の推しではなかった。つまりワナワンの推しはミニョンではなかったのだけれど、ワナ活動期、ミニョンは自分の中で推しじゃないけどなんか気になる/心にひっかかる存在であり続けた。まずシンプルにかっこよかったし、年下メンバーにも優しくて面倒見が良くていいヒョンだったし、何より、どうしたらファンが喜ぶのか、いつも的確な答えを知っているように見えて、この人のファンはきっと凄く幸せだろうな〜なんて思っていた。それでいてなんだか年齢よりも大人びて見えるときと、少年のようなピュアな阿呆らしさを見せるときが突然あって、不思議な人だなとも思っていた。

 そこからなんか気になるな〜〜気になるな〜でNU’ESTの公式YouTubeやらなんやらを漁り始めて "Love Paint" に辿り着き、これが決定打となりそこからRLTL→イル活期の企画動画(歌ってみたとか山手線とか)→Lookとズブズブの流れになってNU’ESTのファンになっていた(!)

そして、ミニョン合流と同時にニュイを追い始めて今に至る。

 

 

「推し」になった日

 きっかけはミニョンとはいえ、ニュイを好きになってからすんなり「ミニョン推しです!」となった訳ではない。この人もこの人も素敵だな〜いいな〜〜見た目はこの人が好きで声はこの人が好きで、あ、でもダンスだったらこの人のが好きだな〜と数ヶ月は行ったり来たりでゆらゆら彷徨っていたと思う。(だってニュイ全員最高だもんね!!) タイトルにこう書いたとはいえ、実はこの日から推し始めた、みたいなのは無くて、そうやって彷徨っているうちに気がついたらミニョン推しになっていた。

 ミニョンは私の今までの推し遍歴の中でも例外というか、多分自分の本能のままに進んでいたらそのまま通り過ぎてたかもしれない、みたいな感じの人(?)だったので、推しになったことに正直自分でもびっくりしたし、実は今でもびっくりしている。

 今までの推しの傾向としては、どちらかというと身体薄い系で肉感があんまりない人・歯の存在感がある人・ダンス担当で運動神経の良い万能型、そして、アイドルになるべくしてなった、みたいなオーラの人じゃなくて、一般社会にいても違和感が無いどこか普通っぽさ(親近感とは違う)がある人を好きになることが多かった。選り好みしてそういう人を推していた訳では無いけれど、今振り返ってみたとき、そういう共通項があったように感じる。

 ミニョンは今説明したみたいなアイドル像とは大分離れているように思えて、そう考えてみると自分がどうしてミニョンを好きになったのか謎が深まるばかりだった。「好きに理由なんて無い!」というのはまぁ本当にそうなんだけれど、画面越しに見るものとか「NU’ESTのミニョン」として切り取られた部分を見て好きになった訳だから、何かしら理由があるはずだとも思っていた。

 

 

現在

 そして今、私はミニョンの何が一番好きなんだろうと考えたとき、本当に一つだけあえて挙げてみるなら、多分、それは歌声なんじゃないかと思った。なぜなら、それがミニョンがアイドルになってくれた何よりの理由だと思うから。

 ミニョンの歌声を聴くと、激しかったり、穏やかだったりとそのときによって違うけれど色々な感情が巻き起こる。それらはまた様々な記憶と結びついていて、そうやって感傷に浸ったりこれまでのことを思いかえす時間が自分にとって凄く幸せで、必要だから、この人の歌を聴くためならあらゆるものを惜しまないだろうなと思う。

 ミニョンを見てると、あまりにも我慢強くて真面目だから、不安になるようで、でもこの人は大丈夫な気がするという自信(?)が湧いてくるのは、きっと歌を歌っている姿が本当に幸せそうで楽しそうだからなのかな〜とも思う。一音一音、歌詞のひとつひとつを丁寧に拾い上げるような歌い方が好きで、所謂パワーボーカルのような類ではないけれど真っ直ぐな歌い方がやっぱり好きだなと思う。

 もちろんミニョンのキャラや、動画やインタビューから読み取れる価値観だとかも好きで、尊敬する部分も多いし、普通に人対人の出会い方をしてたらどうだったのか、みたいなこともたまに考えたりはするけれど、やっぱり、ファンとして、ミニョンの歌声を受け取れる立場でいられることがとってもとっても幸せだな、と感じる。そして、そう思わせてくれるアイドルに出会えて良かった、と心から思います。

 

 ファン・ミニョンさん、お誕生日おめでとうございます。そして、アイドルになってくれて本当にありがとう!!幸せいっぱいの一年になりますように....

2019総括

2ヶ月ぶりの更新です。月一更新を目指していたのに初めての放置です。本当は推したちのカムバも記事にしたかったんだけれど、常に「何か」が起こっていて気持ちがついていかず、気がついたら総括の季節に.....(総括の季節とは)

 

今年の総括メモ📝

 今年、自分が一旦プデュというジャンルから離れてみて、オタ活が夢じゃなくて、どんどん現実的なものになってきたなーと感じる。

 プデュって、なんて言うか、ストーリーとして出来過ぎていた気もする。平凡な少年少女が101人の中の「選ばれし戦士」となって、デビュー曲は大ヒット、曲を出せば1位、たくさんの賞を頂いて、そして最後は綺麗に散る....

ワナを追った日々を思い返すと、その存在自体がドラマで、その歩んだ道も映画や小説みたいな展開だったな、と改めて思う。

 だから、今普通に事務所から出ている永続的(だと思われる)である色んなグループを追っていると、「あ〜、これが現実だよな〜...」と思う。悪い意味だけじゃなくて、良い意味でも。

音楽番組の一位発表のときの切実感とか、どんなに良い曲・良いパフォーマンスでも結局グローバルファンがいる方が評価される悔しさとか、公式SNSのフォロワーが、カムバのたびに、本当に本当にミリ単位で伸びていく様とか、そういうことの度に、そうだよね〜〜人生こうやって一進一退、一喜一憂するよね〜〜と思う。大きさに関わらず、山もあれば谷もあるよね〜〜って。

ワナを応援していたときみたいな、全身から溢れ出るように熱狂していく感じは無いけど、確実に日々を彩って、現実的に力になってるな、と思う。別にワナにこういう要素がなかったわけじゃ無いけど、今の方がより不安定で、予測不可能だなーと。事実は小説より奇なり、的な?(ちょっと違う)

 

 

と、ここまでがオタ活全体の総括です。

ここからは

今年聴いたKpopの中で特に印象に残った5曲

ワナ解散を機に色んな曲を聴くようになったのは、いい変化と言ってもいいかなと思います。その中でも、特に、個人的に今年思い入れがある曲を選びました〜

 

  • TWICE "Feel Special"

 

 これを選ばずしてどれを....!?ってくらい、今年良かったカムバック。

Kpop新参の私は、オタクになったのはワナワンが初めてだけれど、その前からKpopシーンは一応チェックしていて(大手グルだけ)、彼女たちのことはCheer up期に知りました。だから、トワイスも遂にガンガン売る路線じゃなくて、長くやっていく方向にシフトしたのかなーと思うと、時の流れを感じる....

FancyもFeel Specialも、偏見かもしれないけどあんまり男性一般からうける感じでは無さそうだし。(でもファン受けは良かったぽくて安心)

 ナヨンが、今まで自分たちの歌に共感したことが無いと言っていたけれど、今回の曲ではちゃんとメンバーの気持ちが盛り込まれていると聴いて、何故か自分のことのように嬉しかった。基本的にKpopアイドル全般、会社からそんなに大事にされている感じしないけど、特にヨジャドルはナムジャに比べて賞味期限短いとか言われたりするから、トワイスがこういう「特別な曲」で活動できて良かったなと思う。

本人たちの思いが歌詞になっていることを "感情の消費" と言う人がいるのなら、それは否定しない。でも、感情を芸術に昇華するという、アーティストとしては普通なことをできる/させてもらえるアイドル(しかもタイトル曲で)ってそう多くは無いんじゃないかな、と思う。自己プロデュースアイドルでさえも。

だから私はシンプルに良いな〜と思ったし、ファンでもないのに、今年特別だなと感じたカムバックでした。

 

  • AB6IX "Breathe"

 

 

  • NU'EST "Love me"

 

それ風のアレンジをしておけば、キャッチーな曲が作れてしまうようなこの時代、音がスカスカのEDMとか、ニュアンスで作った曲も溢れている。(何とは言わない)

でも、これらは、雑さの無い緻密なサウンドに、音の密度、重量感がイヤホンを通してダイレクトに感じられて、音楽に対するこだわりが感じられる楽曲だな〜と思う。(今年は、こういう自己プロデュースアイドルが最近増えてきたなー、と感じる一年でもありました。)

 

そしてこの二つの歌、歌詞を比較するとめちゃくちゃ面白い。

 

まずはBreatheの方から。

何だか今日は自由でいたい夜

この音楽に身を任せて感じたい

霞んだ空の下

酸素呼吸器のような正解を作りたい

(中略)

I wanna breathe, just set me free

僕を呼吸させるRhythm and Beat

今からでも遅くはないから

Just jump in and take my hands and leave

君と共に過ごすこの瞬間が 僕にとってはBlue ocean

夕日を見ながら楽しむ Good good times

With you 君と一緒なら僕はどこでもいい

ぼやけた空気の中へとParadise 

デフィは青春真っ只中の年齢であるにも関わらず、この歌って、青春を過ぎた人が「あのときは良かったなー」って思い返すみたいな達観した視点が見えるんですよね。もっとも、それは彼がアイドルだから、学校に普通に通って友達とゆっくりお弁当を食べて、放課後は寄り道して、みたいな普通の青春時代を過ごせなかったからこそなのかもしれないですが。

 

そして、ヨンミン作詞パートになると、青春への幻想を描いたデフィに比てよりリアルな悩みが書かれていてるのがなるほど、という感じ。

俺の目の前を遮る霧がかった空は

俺のように孤独なのか

独りで立っているのも疲れて息が上がる

必要なんだ君の長い呼吸が

誰でも感じたことのあるような気分

解消したいときは信じてリズムに乗って

頭を上下にUp and down

And up and down

 

 

さて。同じ「日常からの逃避行」を描いているのに全く趣が違うのが

NU'EST の "Love me"

もっと僕の近くに 今 On my mind

がらんとした街には僕らだけ

君と踊りたい

今のように勇気を出せばいい

僕の手を掴んで 君を見せて

今とは違う君を知りたいのなら

Love, love, love me 

Love me, love me, love me

Love, love, love me   (×2)

完璧になる前の僕たちは一番危うい

止めないで 君と僕ならMake it right

 

「今とは違う君を知りたいのなら、僕を愛して」って.....

自分でも知らなかった自分に出会えることって.....それって愛の本質じゃん.....

「一番危うい」という歌詞から、少し間違えれば壊れてしまう関係性、あと少しで恋人同士の二人を思い浮かべたんですけれど、

「今日は奇跡が起こるかもしれない」と思って賭けに出て、最後の一押しの言葉がこれとは.....

 

分かってるじゃんNU'EST.....

 

「夕日」の出る時間帯のBreatheに対し、これはがらんと静かな夜の街に場面が設定されているのも「大人の恋」という感じがして良い.....

 

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(The 青春なAB6IX)

 

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(怖がらないでおいで、な感じのミニョン。) 

 

そして、これは特にNU'ESTに感じたことだけれど、純粋に良いもの提供してくれてありがとう〜〜と感じた。

意味深なトレーラーからのまさかのLove meで、正直「やられた!」と思った。まぁ何かおかしいとは思っていたんですよ、カムバに向けて髪染めてるはずなのにトレイラーは前の髪型だし、不穏な映像には余りにも不似合いなレトロポップだし.....

 

ニュイのストーリー性のある凝ったMVも大好きだったけれど、騎士という役柄から脱皮して、物語の外の「現実」に出てきた彼らのありのままの姿のことも好きだと実感できて、ちょっと安心した。背景の物語だけじゃなくて、私ちゃんとニュイストのこと好きだ〜と思って(笑)

 

最近こういう、純粋に良いなと思える曲が減ってる気がしたから、カムバ期間が本当に本当に幸せで、幸せで仕方なかったです。普通に良いのがなんだかんだ一番難しいし一番いいなと思ったカムバでした。

 

  • f(x) "4 Walls"

 

 

私この曲今年に限らず毎年めちゃめちゃ聴いてるんですけれど

改めて、4 Wallsの世界観、そしてこれを表現できるf(x)ってすごかったなーと。

 

この曲の歌詞の、"Love is 4 Walls 貴方を映す鏡" っていう歌詞が私は大好きで。

直訳すると、「愛は四つの壁」ということになるけれど、四つの壁ということは完全に囲まれているということ、囚われているということ。

そしてその壁が鏡だとするのなら。そこに映っているのは自分自身のはずなのに、それが見えない。その代わりに、そこは貴方の姿で満たされている。

 

.........ここまでを、あのシンプルなフレーズで表現したことがもう凄いなって。

新しい扉を開けば開くほどその「囲われた空間」が続いていて、それが迷路みたい。相手の新しい一面を知れば知るほど新しい空間が開ていくみたいな.....

 

そして、この世界観を拡張して、深みを与えているのは間違いなく彼女たちのあの物憂げなトーンの歌声だし

あの、独特な振り付けをこなせるのもやっぱりf(x)しかいないなって.....

 

因みに有名な話かもしれませんが、この曲は洋楽アーティストのデモの段階では "Friend zone" (こっちは相手に気があるのに、向こうからは「いいお友達でいましょう♪」と一歩距離を置かれている感じ)の歌でした。

 

 

これが巡り巡ってえぷの歌になって、閉鎖的な空間から、どんどん開ていく「扉」の歌へと変わっていったことも感慨深いな.....と。

 

最後に....... 

Kpopアイドルの世界って、私たちの普通の生活の何十倍もの速度で進んでいるような気がしません?こっちがやっと一歩進んだと思えば向こうはその二歩も三歩も先にいて、決して追いつけない、みたいな。

そんな変化の速い世界だから、当然、これから何が起こるのかなんて予想すら出来ないし確実なことは何も無いけれど、それでも、来年は幸せな年になってくれるんじゃないかと期待している自分がいる。人生、絶対悲しいこともあるけれど楽しいことも絶対いつかあるからさ.......(振り出しに戻る)

 

でも、これまでもこれからも、願うことはただ一つ.....

 

末永く幸せなアイドルでいてください!

 

〜完〜

📝

そして何より、この一年で私は、自分自身を凄く好きになることができました。

自分にコンプレックスがすごく多かったんですけれど、でも、メンバーだったり、ファンの皆さんが、それは私にしか無い魅力なんだよっていうことを教えてくれて、

そして気付かせてくれました。

(IZ*ONE 本田仁美)

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ステージの上ではラブたちが座ってペンライトを持っているのが全部見えるんですよ。

何というか、展望台に上って素敵な海を見ると果てまで見えないじゃないですか

そんな感じでした。

(NU’EST JR)

 

ファンがアイドルに間接的に貢献できることはたくさんあるにせよ、直接的に本人たちにできる恩返しってすごく限られていて。例えば精一杯の声援を送ることとか。本当に、それくらいのことしか私たちにはできない。

だからこそ、掛け声を覚え、CDを購入し、SNSにコメントをつけたり、黙々とストリーミングやら投票やらをする訳なのだけれど。

でも、そうやって「記録」や「賞」をプレゼントすることはできても、辛いときに肩を抱いてあげること(抱いたら犯罪)はできないから、オタクをやっているとどうしても、限界とか無力感をどこか感じてしまう。

2ヶ月ほど前のダニちゃんの件でもそれは実感したばかりだし、

賞だって、素晴らしい贈り物には違いないのだけれど、不/正 とか 忖/度 (謎の検索除け)とか言われたら気分も晴れないからね....

 

だから、2人の言葉を聞いて「そういえばファンにできることあったじゃん!!」と、オタクとして初心に帰ることができた気がする。

努力や作品への溢れる賞賛も、ペンライトの景色も、ファンというぼやけた集団だからこそプレゼントできるものだから。それに対して「幸せ」という言葉が聞けると、大勢の中の一人でもいい、いや、むしろ大勢の一人でいられて本当に良かったな、って思うんですよ。最高の褒め言葉をもらえたなぁ、と。

 

こういう、持ちつ持たれつ、ギブアンドテイクみたいなのって、アイドルとファンの理想的な関係ですよね。この丁度いいバランスを、私は求めているんだろうな、と思います。そして、このバランスを保ち続けるのって本当に難しい。移り変わりの激しい、情け容赦ない競争の世界に生きるKpopアイドルなら特に。

 

でも、ワナワンの火花のような激動の一年半 (私の場合は一年くらい?かな?) を全力で、息切れするくらい本気で駆け抜けたからこそ、

今度は、どんなにゆるくとも休み休みでも、長く長く、本当の終わりまで見守り続けたいなと思ったからこそ、

何としてでもこのバランスを保ち続けていたいものだな、と、そんなことをふと考えました。

 

終わり。

 

 

 

 

 

 

 

PS そういえば、上で紹介した本田仁美さんは本日お誕生日だそうで.....ひぃちゃん、本当におめでとう!!!

 

PSのPS AB6IXとニュイがもうすぐカムバ〜!!エビちゃんは大人っぽいコンセプト、ニュイストは、ただ今ミンギちゃんの金髪とミニョニョの赤髪が確認されている。楽しみ〜

夏終わり

今週のお題「夏を振り返る」

 

ポエム紛いの記事(自覚アリ)から早1ヶ月。ここ最近は色々なことが起こりすぎたような気がします、、

たまにはテーマ記事も書いてみようかな、ということで8月軽く振り返り

 

・ダニちゃん

ごめん報道出た直後は爆笑してしまったし不謹慎にも萌えてしまった.....お似合いすぎて......ただ、その後じわじわと冷静になり、自分の中のダニエル像が崩れていったので少し悲しくはなった。。普通の男の子みたいなノリの軽さで実はめちゃめちゃ凄いやつ、だと思っていたのがやっぱり普通の男の子だということが分かって、可愛いな〜〜と思いつつも、「絶対的スター」でヘラヘラしながらも「安定」だと思っていたダニちゃんにも、「危うさ」の要素があったのか.....!!という私の中での衝撃。

 

結論: カンダニエルは私が思っているほど単純な人間ではなかった。そして危うかった。

 

・X1

まずはデビューおめでとう!!!!そういえばプエクファイナルの記事結局書かなかったけれど、今回はわりと納得の順位だったかな?と思います。ワナワンでは個性がかなり突出していた(笑)ように思うけれど、今回は良い意味で対照的にカラーが調和していて、キャラ的にもスキル的にもバランスが良い予感

ショーコンの映像も、リアルタイムで断片的に観ました。本当に、デビューしたての時の表情っていいな〜と感じた。それがデビュー時特有のものだということは、1つのグループの必然的終わりを見て分かってしまったから尚のこと、ね....。

因みに個人的にはハンギョルウンサンがツボです。こういう、ケロッとした感じの子大好き......

 

・オンソンウとイセジン 

S2の推しがアイドルから俳優になっていく様子とXの推しが俳優から徐々にアイドルになっていく様子を同時進行で見せられて、困惑しながらも見守っています。片や髪色が暗くなりメイクは薄くなる中、もう片方は派手髪カラコン濃いメイク、と段階を踏んで変化している.......面白い.......

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ジュヌの演技を見ていると、オンの繊細さを一つ一つ丁寧に抜き出したようでいいなぁと思う。柔らかい笑みとか傷ついた表情とか、こんな顔できるんだ〜、と放送の度に引き出しの多さに驚かされる。でもある意味、そんな弱さみたいなものを良い意味で忘れさせてくれたのがワナワンだったり、仲間の存在だったのではないかとも思う。もう二度と、ハイトーンに髪染めてハーネスつけてイキり倒しながら踊ってはくれないのではないかという嫌な予感が時折よぎる。何か書いているうちに悲しくなってきたし、この段落まとまらないわ.....

 

あと、バイナインは結局.....? 賛成派でも反対派でもなくただただ成り行きを見守ってるのですが、どうもいつになってもはっきりしない、、、とにかく私は胃が痛いよ、、、、

今は2人がアイドルできる場所が地球上のどこかにあってくれ、と切に願っています。

 

・ニュイスト

ニュイに関しては、ここに書ききれないほど、この1ヶ月間たくさんのことを考えた......プデュという番組に関わってしまった以上、その界隈に名の通ったグループである訳だし、新シーズンが放送される度に色々な面で引き合いに出され注目を浴びてしまうし.....ささやかな幸せより、悲劇とか刺激的なコンテンツの方が注目されやすいのは必然なのかもしれないけれど......

ただ、私は5人で5人でDejavuを披露してくれたことにかなり救われた。5人で居続けることに何よりも価値を置いてくれているように感じた。そして、ニュイストはやっぱり強いなと思った。この世界で、そしてあの事務所で、長く長く続けていくということがどれほど大変なことか分かっているけれど、それが可能かもしれない、とあの瞬間思った。

 

 

 

 

以上振り返りでした。もう3,4ヶ月ほどで2019年が終わるけれど(今これ書きながら自分で驚いている)、自分をとりまくこの界隈がどれほど変わっているのか、好奇心と怖さ半分で見ています。何も起きないのもつまらないのかもしれないし、人は何かしらドラマを求めてしまうけれど、でもたまには穏やかであって欲しいな、と思うのでした.....